天赦日(てんしゃにち)は、天が万物の罪を赦すとされる日で、暦の上で最上の吉日といわれます。年に5〜6日しかなく、一粒万倍日と重なる日は「最強開運日」と呼ばれることもあります。
天赦日の日付一覧
| 日付 | 六曜 | 重なる開運日 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 3月5日(木) | 大安 | 最強開運日一粒万倍日寅の日 | — |
| 5月4日(月) | 友引 | 寅の日 | — |
| 5月20日(水) | 先勝 | — | 不成就日 |
| 7月19日(日) | 大安 | 最強開運日一粒万倍日 | 不成就日 |
| 10月1日(木) | 仏滅 | 最強開運日一粒万倍日 | 仏滅 |
| 12月16日(水) | 赤口 | 最強開運日一粒万倍日甲子の日 | — |
| 日付 | 六曜 | 重なる開運日 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 2月28日(日) | 仏滅 | 寅の日 | 仏滅 |
| 4月29日(木) | 先勝 | 寅の日 | — |
| 5月15日(土) | 先勝 | — | — |
| 7月14日(水) | 仏滅 | 最強開運日一粒万倍日 | 仏滅 |
| 9月26日(日) | 先負 | 最強開運日一粒万倍日 | 不成就日 |
| 12月11日(土) | 赤口 | 最強開運日一粒万倍日甲子の日 | — |
| 日付 | 六曜 | 重なる開運日 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 2月23日(水) | 仏滅 | 寅の日 | 仏滅 |
| 4月23日(日) | 先勝 | 寅の日 | — |
| 5月9日(火) | 赤口 | — | — |
| 7月8日(土) | 友引 | 最強開運日一粒万倍日 | — |
| 9月20日(水) | 先負 | 最強開運日一粒万倍日 | 不成就日 |
| 12月5日(火) | 大安 | 甲子の日 | 不成就日 |
薄い文字は過ぎた日です。紫の行は天赦日と一粒万倍日が重なる「最強開運日」。表は暦データから自動で作成しています(当サイトの計算方法)。
天赦日の決まり方
天赦日は、季節とその日の干支(六十干支)の組み合わせで決まります。季節は立春・立夏・立秋・立冬で区切り、春は戊寅(つちのえとら)、夏は甲午(きのえうま)、秋は戊申(つちのえさる)、冬は甲子(きのえね)の日が天赦日です。
| 季節 | 期間 | 日干支 |
|---|---|---|
| 春 | 立春〜立夏の前日 | 戊寅(つちのえとら) |
| 夏 | 立夏〜立秋の前日 | 甲午(きのえうま) |
| 秋 | 立秋〜立冬の前日 | 戊申(つちのえさる) |
| 冬 | 立冬〜立春の前日 | 甲子(きのえね) |
干支は60日で一巡するため、それぞれの季節(約90日)の中で該当する干支の日は1回か2回しかありません。そのため、天赦日は年に5〜6日と少なくなります。
天赦日の由来
天赦日は、暦の下段に記された暦注(暦注下段)のひとつです。国立国会図書館の解説では、天赦日は「百神が天に会合し、天が万物を許す日」とされ、万事に吉とされています(国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉③下段)。
暦注下段は、明治の改暦(明治6年に太陽暦へ移行)の際に迷信として公式の暦から外されました(国立天文台 暦計算室「暦Wiki」明治維新と太陽暦)。それでも民間の暦には載り続け、現在も吉日として親しまれています。
天赦日によく選ばれること
- 結婚・入籍
- 開業・開店、新しい事業を始める
- 財布の使い始め、口座の開設
- 引越し、新しい住まいでの生活を始める
天赦日は「万事に吉」とされるため、特に避けるべきことは挙げられないことが多い日です。ただし、六曜が仏滅にあたる場合もあるため、結婚式など六曜を気にする方が多い行事では、ご家族の考えもあわせて決めるとよいでしょう。
よくある質問
天赦日は年に何回ありますか?
年に5〜6回です。2026年は6回、2027年も6回です(当サイトの計算による)。
最強開運日とは何ですか?
天赦日と一粒万倍日が重なる日のことで、年に2〜4日ほどあります。「最強」という言い方は暦の正式な用語ではなく、吉日が重なることを表す一般的な呼び方です。
天赦日が仏滅と重なったら?
天赦日と六曜は別々の暦注です。どちらを重視するかは人によって考え方が分かれます。